×

[PR]この広告は3ヶ月以上更新がないため表示されています。
ホームページを更新後24時間以内に表示されなくなります。

紀伊半島縦断キャンプツーリング 3日目編(5/30)


R1-Z

ここからがお楽しみのR371の林道区間「木森平井林道」。

R1-Z R1-Z
 うす曇りの中、インスタントリゾットで朝食を済ませる。

R1-Z
 ツーリングマップルには「清流沿いの快走路」と書いていあるのだが、段々、怪しい雰囲気に。


R1-Z R1-Z
 道は細く、険しくなっていく。


R1-Z
 これのどこが「快走路」なんだろうか。
 拙僧が旧道にでも入り込んだのかなあ。


R1-Z
 積載チェックをすると、案の定、荷崩れ寸前だった。
 快走路でなくてよかったとも言えるが。


R1-Z
 どうやら、この界隈が高野山らしいな。


 昨日のウィスキーが残りながら7:00には起きる。夜は冷えると覚悟してトレーナーの上からパーカーを羽織り、更にユニクロウルトラダウンベストを着て寝たのだが、装備の厳重が効果を発揮したのか寒くはなかった。レトルトのリゾットを湯煎して冷や飯にかけて食べる。なんだか惨めなツーリングキャンパーに見えるだろうなあ。しかし、今日はやる気満々だ。何たって今回のツーリングのハイライト、高野龍神スカイラインを走るのだ。ちなみに拙僧は昨日の「がまの湯」で受け付けのお姉さんと話すまで「高野山」は「たかのさん」だと思っていたな。勿論、正解は「こうやさん」だ。自分の無知さに乾杯。チャレンジングステージもある。R371の林道区間だ。紀伊半島の南部のほぼ中心部を縦断するR371は完全に打通しておらず、途中で国道ではなく林道区間があるのだ。ツーリングマップルによれば全線舗装だと書いてあるのだが、紀伊半島のローカル山間道だから期待できるだろう。
 テントを撤収して昨日登った道を降りる。途中、県道160と昨日登ってきた道との交差点に至るが、明らかに県道は辺鄙で利用は少ないように思えたな。同じ道を降るのも芸が無いと思ったが、素直に昨日の道を下る。R480にたどり着いたら高野山まで一気に北東進するだけだ。ツーリングマップルには「清流沿いの快走路」とある。ツーリングマップルのお勧めルートだし、R424だって快走路だったからぐんぐん回してやれるだろう。ところが、スグに「快走路」が怪しくなってくる。1車線区間と2車線区間を繰り返すようになり、ついには1車線の細い山間道になった。それだけならまだしも、路面に木の葉が堆積し始めるし、路肩は崩落しているしで、とても幹線道とは思えない。交通量何てほとんどないんじゃないかな。いや、何度か対向車が現れたしクロネコトラックともすれ違った。国道なのは間違いない。頭に疑問符が踊りながらもくねくね道を進むと、いきなりバイパスのような広い道に出た。これって、高野龍神スカイラインじゃないの?実際にそれは高野山中心部へ向かうR480だった。それも本来は右折すればいいものを左折してしまって県道5号の交差点にでるまで気づかなかったな。妙に交通量の多い道だとは思ったのだが。
 実は今気づいたのだが、拙僧は間違ってR370に迷い込んでしまったのかもしれない。というのもツーリングマップルにはR371は高野山本剛寺の目の前に出ると書いてあるのだが、拙僧がたどり着いたR480は見事な幹線道だった。全く、今回のツーリングは迷ってばかりだなあ。
 ともかく、高野山でガソリンを入れて高野龍神スカイラインへ向かう。流石に、これ以上道に迷うのは嫌なのでガソリンスタンドの店員に道を確認した。若干、高野山で観光をとも思ったが、拙僧は走りに来たのだし、多分、独り者が歩いて面白いところではない気がするので高野龍神スカイラインへ向かう。

R1-Z
 山頂付近と思われる駐車場。
 走る気分が止まらないので、写真を2カット撮っただけですぐに発進。


R1-Z
 護摩壇山頂付近と思われるカット。
 デジカメ(コダックの水中カメラ)の塩梅が悪いのか曇っているが、実際には快晴である。


R1-Z
 R311の「ふるさとセンター大塔」まで一気に南下してしまった。
 この時、12:00ちょい。


R1-Z R1-Z
 なかなかロックな感じになってきたが、まだ、ここは国道だ。


R1-Z
 センターに苔が生えてきたが、まだ、ここは国道だ。


R1-Z
 お待ちかねの林道区間。


R1-Z
 右手が痺れて15分ほどビバーク。


R1-Z R1-Z
 ロックな感じに路面が崩壊している。


R1-Z R1-Z
 路面状況はロックのままだが、国道を示す道路標識を見付けてほっとする。


R1-Z
 ここまで来て通行止めだと!ふざけるな!


R1-Z
 紀伊路は山の中だなあ。


 さあ、高野龍神スカイラインである。これまで「そこそこ回した」と押さえ目な表現をしていたけど、ハッキリ言って、ここは思いっきり回させていただきましたよ。峠の山頂への登りでは回転数が下がると途端にのび太君になっちゃうから6000〜7000回転をキープ。オーバルなコーナーだったら80くらいで飛び込んだかな。無論、四つ輪は視界から基本5秒、最長10秒でアウト。ダンロップのTT900というキャンプツーリングにはてんで向いていていないハイグリップタイヤが利いているのか、リーンのど真ん中でアクセル全開でも吸いつくようにグリップ。平日だから四つ輪も少なく最高だ。まるで、空を飛んでいるような気分だな。1瞬だけ単車を止めたのが「道の駅田辺市龍神ごまさんスカイタワー」だと思うのだが写真を2カットだけ撮って速やかにコースイン。和歌山県側は勾配のキツイ下り坂になってコーナーもタイトになる。しかし、思うように単車が寝てペースは落ちない。これもフロントのTT900がグリップするからだろうか。勿論、過積載だから単車をリーンさせてからギャップを拾うとサスが底突きして怖い思いができるが、知ったことか。ペースは「道の駅龍神」もすっ飛ばして県道198もすっ飛ばしてR311に侵入し、「道の駅ふるさとセンター大塔」でやっと単車の進撃を止めた。時刻は12:00を若干回った程度。ということはR370で迷ってロスした時間を考慮しても平均xxkm/hでかっ飛ばした(Punch it!)わけだ。フロントフロントタイヤのサイドはカットスリックみたいになっているし、リアタイヤは過積載のせいもあって真ん中は完全にスリックタイヤになっているけど、そういうことは年に2回くらいだからいいよな。
 多少疲労を感じたので、流石にそれなりにペースを落として県道219を経由してR371に侵入する。2車線だったのは最初だけで速やかに1車線の狭い山間道になる。しかし、舗装林道やローカル県道と違うのはそれなりに整備されているのだ。それなりに交通量もあるのだろう。もっとも、先を行けば行くほど、段々、路肩に木の葉が堆積しセンターには苔が生え始める。それでも一応国道なのは、その先に集落があるのだろう。実際にびっくりするほど辺鄙な山麓にも集落がところどころあった。田んぼもあったが収益になるのだろうか。そして道はまっすぐな暗い細道と左に分かれる明るい道への交差点に差し掛かる。左には集落があり、まっすぐな細道は見るからに辺鄙だ。看板があるので寄ってみると「木森平井林道」とある。お待ちかねのR371の林道区間だ。かつてのR299の林道区間を思い出すなあ。
 峠の登りはそれでも枯葉の堆積が落石をよけるだけでよかった。しかし、峠を超えると路面がかなり荒れ気味になり、時折、崩壊していた。CRM250Rならなんとでもないギャップや窪地もR1−Zだと神経をつかうな。なんて言ったって倒したら二度と起こせない。交通量は全く無いように思えた。ひたすら自分自身と戦っていると、やっと国道R371を表す道路標識を発見してホッとする。林道区間を走り抜けてR371の南側に出たのだ。相変わらず道路は狭いままだが、国道だと思うと安心する。
 ところがまさかの通行止めである。なんだと!ここまで来て引き返せるか!道路案内には迂回路が書かれていて、なんとか抜けることはできそうだ。いきなり、小さな迂回路への看板を見落とすところだったが、比較的スムーズにR371に戻ることがができた。ところが、しばらく進むとまた交通止めなのである。damn it!。迂回路の道路標識は無かったが、誘導員がいて迂回路を教えてくれた。狭い迂回路の先方にコンクリートミキサー車が鬱陶しかったが、迂回路はそれほど苦闘せずR371へと復帰した。この先のR371は2走りやすい2車線になるので、早速コンクリートミキサー車を抜いて快走する。やがて1車線区間と2車線区間の繰り返しになったが、概ね快走路だった。林道での自制心を開放するようにかっ飛ばしてR42へ出る。

R1-Z
 潮岬灯台。
 折角だから行っておかないとな。


R1-Z
 拙僧よりも遥かに装備のよい遊撃隊。


R1-Z
  潮崎灯台から海を望む。


R1-Z
 今日はYHにした。
 本州最南端というみさきロッジYH。


R1-Z R1-Z
 寝袋やマットを留めるバックルを壊してしまった。
 しかし、拙僧は抜け目がないから、ちゃんと予備のゴムバンドがあるのだ。


R1-Z
 潮崎望楼の芝。
 ここに無料(繁盛期は有料)のキャンプ場がある。
 20年ぶりくらいにテントを張りたかったのだが、今回は順延する。


R1-Z R1-Z
 YHの夕飯は期待したものではないか、これで1400円はどうもなあ。


R1-Z
 拙僧は日本酒はやらないのだが、この「天然クエのひれ酒」にははまってしまい、2杯飲んだ。


 R42まで着いたら、後は潮崎まで移動し、本州最南端のYHが今日の宿だ。久しぶりに布団で寝たい欲求もあったが、そろそろ洗濯物が溜まってきたのだ。事前にiPadでコインランドリーがあることは確認してある。車の流れにそり、R42を南進する。潮崎に向か県道41は四つ輪が消えていたので、それなりに回してやるが、そろそろペースダウンしないとな。あまり興味もないのだが、折角なので潮崎灯台へ向かう。入場料200円を払うつもりが無かったので、まずは側道から入る神社へ向かった。神社の門の左には小さな散策道の入り口があって、奥まで行くと展望が開ける。神社に戻ってお参りをすると、渋々200円を払って灯台へ上った。灯台というだけで何も面白くない。それでも、老夫婦に拙僧の写真を撮ってもらい、引き返す。何しろ自分を撮影した画像が少ないからな。
 さらに単車を進めると、今日の宿である「みさきYH」があっさり見つかった。時刻はまだ14:30くらいだったのでチェックインの時間には早いかと心配したのだが、チェックインはできた。しかし、拙僧は迂闊なことにYHの会員証を忘れてしまったのだ。なので割高な5400円を支払う。夕食付で夕食は1400円だ。YHの飯は大抵期待できないのだが、ここまで来て他の食堂を探すか、コンビニ弁当を食べるのは面倒なので夕食付にしたのだ。それはいいのだが、なんとコインランドリーが無いという。洗濯物を預けると洗ってはくれるのだが、乾燥機が無いというのだ。それでは全く意味がないではないか。拙僧はひどく焦心したな。
 部屋は普通の民宿のモノである。YHの客は拙僧のみということで部屋は独占できそうだ。まあ、5400円も払った価値があるだろう。念のためキャンプ装備まで全て部屋までも持ち込んだので、それはそれは大変だった。客室は2階だったのだ。風呂は17:00からだというので文庫本などを見ながら時間をつぶす。やがてコールがあり入浴。18:00には再びコールがあり、夕食と相成った。
 ひとまずビールを頼み、食事をつまむ。やっぱり1400円の料理としては物足りないな。拙僧はYHというのは経営的に楽ではないだろうから、なるべく夕食もとることにしているのだが、ちょっと萎える。アラカルトで「天然クエのひれ酒」というのを頼んでみた。拙僧は普段日本酒を飲まないせいか、これが結構きてしまう。思わず、2杯目まで頼んでしまった。既にウィスキーのコーラ割りも飲んでいたので、ちょっと飲みすぎかなあ。まあ、今日は布団で寝るから没問題だ。


 走行距離:262km

 では、紀伊半島縦断キャンプツーリング 4日目編(5/21)をご覧頂きたい。

(了:2016/5/27)

ふらふらさせてくれないか?メニューへ戻る
「意してプラカメ拾う者なし」へ戻る