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紀伊半島くねくねツーリング 2日目編(10/6)


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今日の天候は晴天だが・・・。

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 R169は綺麗な渓谷沿い。


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 ところがR168に出るころには雨が本降りに。

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 新宮市のスキヤでビバーク。
 ヤマハ製だが2stオイルを確保できた。

 昨晩はよく眠れなかった。正直なところ寝不足だ。7:00に一度、朝食をとるが2度寝する。ちなみにメニューは昨日の残飯を味噌汁で煮た雑炊に野菜ジュースである。天候は概ね晴れていて気を良くする。今日の予定はR168からR42に戻り串本まで南下だ。ところがR169からR168に合流する頃には厚い雲に覆われ、R168でガソリンを給油した直後に本降りになってしまった。どうも南部は雨のようだ。それでも2stのオイルが欲しいから新宮市まで行かねばならぬ。R42に出て左折するとスキヤを見つける。まだ昼食には早いが、朝が残飯雑炊だったので並み盛を食した。R42沿いにヤマハショップを見つけるのだが、店に入って挨拶をしても電話をしながら返事もしない店主だったので嫌になって出る。
 新宮市の外れの橋で右折し市街を探すと直に小さなヤマハの看板を発見した。スクーターと船外機がメインの店のようだがヤマハのグレードの高い2stオイルが1本だけ有ったので買う。店主は親切で愛敬が有るのだがナマッているのか何を言っているのかイマイチ分からない。店でも滅多に売れない商品らしく、奥でカタログでプライスを探していたが2000円で売ってくれた。普通、2500円くらいするので在庫払いサービスなのだろう。2stオイルさえ手に入れれば、串本はあっさり諦めてR168に戻る。雨雲から逃げるように北上だ。目指すは十津川温泉である。
 後日知り合ったライダーから知ったのだが雨雲が覆っていたのは新宮市の界隈だけで串本は晴れていたそうだ。スマートフォンの雨雲レーダーで確認したそうだ。拙僧はガラケーだしな。この時に北上していなければ、後の不幸も発生しなかったかもしれない。

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 県道735で上湯温泉を探す。
 この民宿の日帰り温泉は15:00からということでは入れなかった。

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 やっと見つけた上湯温泉の駐車場で痛恨の転倒。
 この時にテントを紛失したらしい。


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 朽ちた温泉の看板に不安になる。


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 河原に降りる寂れた階段に不安は増幅する。

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 やっぱり温泉はやっていませんでした。


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 県道は浮き砂利や堆積した杉の葉で怖い。


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 結構な山奥である。


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 折角の温泉も火曜日は休館日だった。

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 これが日帰りの龍神温泉。


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 国道側からだと橋を渡って階段を登る。


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 美人の湯とされる「龍神温泉元湯」。


 北上とともに天気は徐々に回復し、湯の峰温泉に出る頃には晴天だった。ここも興味のある温泉だったが、今日は十津川温泉だ。奈良・和歌山県の境あたりは高速のバイパスで四つ輪に道を譲るほどだったが、ほどなくバイパスは終わり山間道で四つ輪を抜き返す。R245に左折し直に県道735へ左折する。ここに「出谷温泉公衆浴場つるつるの湯(通称:上湯温泉)」があるはずなのだ。ところが界隈を何往復しても見つからない。やっと見つけた駐車場で痛恨のミス。単車から降りようとしてブーツをハンドルに引っ掻けて単車を倒してしまったのだ。急いで摘み荷を降ろして単車を引き起こす。単車のダメージをチェックしてパッキングし直す。ここで致命的なミスを侵すのだが、この時点では気付かない。「つるつるの湯」の入り口は見つけたのだが、火曜日は休みで閉館していた。そもそも施設も朽ちていて、本当に営業しているのか怪しいな。まったく単車のコケ損である。
 この先、県道735を進むのかR425を進むのか迷うところである。県道が寂しい舗装林道なのは分かっていたが、R425も本州有数の酷道なのだ。さっき県道に別れるときにR425に以外と交通量があったので県道にした。県道735は辺鄙なクネクネ道が好きな拙僧も堪えるほどの難所だった。やっと田辺市にでると少しは道がマシになり、ペースが若干あがる。途中の温泉「丹生ヤマセミの郷」も火曜日が定休日でよくよくツイテいない。県道から右折する龍神温泉の標識を見つけて単車を向ける。一時期はドンヨリと雲が厚かったが、再び天候を取り戻し気分があがる。ペースもあがってやっとこさR371にたどり着いた。北上し、R425の入り口を確認し更に北上する。今日はR425のちょっと奥のキャンプ場でビバークなのだ。ツーリングマップルのオススメがないキャンプ場なので一末の不安はあるが、インターネットで1000円強だと料金は確認済みだ。なんたってここいらのキャンプ場は高いからな。
 美人の湯と言われる龍神温泉元湯(700円)に入って道の駅へ向かう。ビールでもと思ったのだがマッタク無いな。観光酒は有るのだが飲酒運転を警戒してか気軽なビールやカップ酒は置かないのだろうか。近くに商店をあらわす地図があったのでR371を南下する。再びR425の入り口を過ぎると直に酒の看板を掲げている店を発見したのでビール500mlx2を確保。R425に向かう。

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 商店で発泡酒500mlx2と野菜ジュースを確保。


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 小又川キャンプ場はかなりの階段を降る。


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 かなりやっつけた感じのキャンプ場。
 レンタルテントを借りることができたのはラッキーだった。


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 沈んだ気分で米を焚く。
 本日はレトルトカレーなり


 最初こそ2車線だったR425は速やかに舗装林道になった、交通量が多いせいか県道と比べてもアスファルトの痛みが激しい。程なくして左カーブの内側を削り込んだ駐車スペースと「小又川バンガロー」の看板を確認して単車を置いた。「バンガロー」と末尾につけるだけ有ってメインはバンガローで空いたスペースに適当にテントを張ってくれというスタンスのようだ。土建屋が場所ふさぎにファミリー向けに始めたのだろう。それはそれで結構なのだが河川に近いサイトまで結構な階段を下る必要が有るのだ。拙僧は過剰と思える装備なので、この階段を何往復もするのはしんどいな。ファミリー客だって困ると思うのだが。サイトには流し素麺と思われる設備も有ったりしてやっつけ仕事が知れる。管理棟には誰も居なかったので掲示してあった電話番号にかける。困ったのは、このキャンプ場は携帯電話の電波が辛うじて通じる程度なのだ。電離層の都合で簡単に圏外になる。オーナーとは満足なコミュニケーションが取れなかったが、とにかく担当者がくるらしい。どうも、オーナーと保守担当者は別のようだな。
 CRMにホンダGR2とヤマハの2stオイルをブレンドしたものを入れていると、老カップルの軽トラックが到着した。簡単な住所録を控え、1200円の使用料を払う。テントサイトまで老カップルが荷物を持って手伝ってくれた。親切な方だなあ。テントサイトとはいっても、要するにバンガローの前の空き地に勝手にテントを張ってくれという。炊事場の電気とトイレの電気が点くだけでも十分である。老カップルを見送ってテントの設置だ。ところがここで拙僧がシリアスな状況下に有ったことを初めて知る。なんとテントが無いのだ。3脚椅子もない。どうも十津川で単車を倒したときに置いてきたらしいのだ。しばし途方に暮れるが、ぼうっとしているわけには行かないな。速やかに代替え案を探らねば。見るとキャンプ場のプライスリストに「貸しテント2000円」の文言を発見した。速やかにオーナーに再び電話をかけたが相変わらず満足に電波が届かないのだ。とにかく担当者が来ると言う。果たして再び老カップルが現れた。たびたび、スマナイなあ。事情を説明するが、貸しテントの事はよく分からないようだ。管理棟だか倉庫だかから使い込んだファミリーテントを出してくれた。これでテントを設置しようとして何かしらのパーツが無いとなったら洒落にならないから老カップルにはひとまずテントを設置するまで待ってもらう。そのクタビレたテントは4〜5人用で、何かと不足は有ったが代用品で塚鋳物になった。老カップルの旦那さんが、ありがたいことにアルミマットを探してくれた。使用料を払おうとするとタダで良いと言う。テント紛失で凹んでいたセッソウにはありがたい言葉だ。明日は解体したテントを屋根の下に置いてトイレの電気と炊事場の電気を消すように言われて、再び老カップルを見送る。これで寝床の準備は整った。
 寝袋やシェラフカバー、ポンチョをセッティングして米を炊く。米はテントを立てる前から水に浸けてある。イワタニのカセットボンベ用のストーブで米を炊く。いつものコールマンのガソリンストーブに比べると火の勢いは大人しいだが米を炊くには十分だ。本日のディナーはレトルトカレー。拙僧は1合炊くと半分を夕食にして半分を翌朝の朝食にするのだが、今日はスクナメに炊いた米を全部食べた。どんな災難が今後襲うか知れないから、腹くらいは一杯にしないとな。1缶目の発砲酒を開けた頃にはだいぶ寒くなって、Yシャツとトレーナーにウィンドブレーカーの組みあわせでは耐えられなくなった。
 装備をテントに戻し、電波のマシな場所を探して電話をする。その後、もう1缶の発砲酒を飲みながらモンベル五條YHに電話をすると明日は休館日だそうだ。ついていないなあ。残りの発砲酒を空けるとハイロウズを聞きながら寝た。


 走行距離:160km

 では、紀伊半島くねくねツーリング 3日目編(10/7)をご覧頂きたい。

(了:2015/10/9)