×

[PR]この広告は3ヶ月以上更新がないため表示されています。
ホームページを更新後24時間以内に表示されなくなります。

北海道ツーリング2015 5日目編(7/16)


DJEBEL250XC

サロベツ原野を疾走する。

DJEBEL250XC DJEBEL250XC
 オロロンラインを北上。帰って来たぜ北海道。
 この辺りは晴れていて利尻富士が綺麗に見えた。
 まだ、利尻島に行くことは決めていなかった。


DJEBEL250XC DJEBEL250XC
 寒い!!
 凍えた身体を「こうほねの家PA」のストーブで暖める。
 

 念入りな装備のお蔭で、昨夜は寒くはなかった。3:50には起きてしまうが、早朝にもかかわらず、辺りは薄ら明るかったので朝食の準備を始める。とはいえ、メニューは残りご飯の味噌汁雑炊とコーヒーのみである。シンガポールの友人が頭だけ出して「很寒!」と言っていた。そりゃ寒いだろう。挨拶だけしてそそくさと撤収し、5:30には出発した。寒さには懲りたので、今日はジャケットの下にトレーナーとウィンドブレーカーを着た。国道に出る町道でトレーラートラックがずうずうしくも拙僧を抜こうとするので、暫く並走してドライバーの顔を拝んでからダッシュして引き離す。
 R40を和寒から士別方面へ北上する。道路脇の温度計は11度を主張していたが、体感はもっと寒いな。いけないのはメッシュグローブだったのだ。合羽セットの中にウィンターグローブが入っているのだが、路中がハイペースなので、なかなか休憩の理由が作れない。1.5〜2時間程我慢して中川という道の駅でビバーク。暖かい缶コーヒーを飲むのだが、体が芯まで冷えきってガタガタ震えが止まらない。
 今日の腹積もりははR40をひたすら北上し、稚内の手前で道道444へ左折しサロベツ原野を横ギリ、道道106、つりオロロンラインで日本海を眺めながらノシャップ(納寒布)岬を目指す。宿は稚内モシリパYHを予約した。しかし、我ながらペースが速すぎ、そして寒すぎた。
 R40から道道444を左折すると、センターラインを割り、あからさまに追い越しを嫌っているトレーラーがいたので左から抜く。サロベツ原野で何枚か撮影し、やがて道道106に出る。何しろ先行車がいないのでペースがあがってしまうが、時折撮影をして気を紛らわせる。それにしても寒い。だが、本当に何もないのでトイレ休憩もできない。「こうほねの家PA」を見つけてやっと休憩をとる。コーヒーショップがあって、ホットコーヒーで暖をとった。ちゃんとストーブが焚いてある。助かるなあ。気づけば、まだ9:00である。ノシャップ岬の手前で「童夢」という温泉があるのだが、開館が9:45だというので大休憩をとることにした。
 気になるのは天気である。明日は礼文島に渡りたいのだが台風の影響が心配である。今日だって時折日差しが照るものの、大きな鉛色の雲が空一面を支配したと思えばパラパラと小雨が舞うのだ。そして風が強い。ガラケーで天候を確認すると稚内方面は、この2〜3日は雲が多いものの晴間も覗くようだ。フェリーの運行には支障がないか。当初は礼文島での滞在はキャンプの予定だったが、この寒さで弱きになってしまい礼文島のとほ宿に連絡するのだが、あいにく満席。世間では明後日から3連休だからなあ。
 40〜50分、身体を暖めて出発する。出かけ際にスズキの隼氏が駐車場に入ってきて談笑。隼氏は同じ三河からで、明日には苫小牧のフェリーで帰還の予定だが、台風の影響で変更の必要があるそうだ。隼氏は宿泊だったが、この寒さでキャンプの連中は地獄だったと聞いて不安になる。「合羽を着れば大丈夫」と隼氏はいうのだが、合羽を着ると蒸すからそれはそれで寝れないんだよねえ。見れば隼氏はメッシュジャケットだ。そういえばメッシュジャケットの連中は多い。モチロン、インナーを着ているのだろうが寒くないのかねえ。
 ともかく、そろそろ出発だ。黄色いフィットが先行するが、なかなかのペースで疾走するので自分のペースは落とす。それだって80ペセタ前後なのだが。道道106に分かれを告げ、道道254でノシャップ岬を目指す。「童夢温泉」の看板を探して北上するのだが、地元車を抜いて先を急ぐうちにノシャップ岬に着いてしまった。あれれ?まだ10:00にもなっていないので、引き返す。童夢は地元系の健康センターで立派な建屋だった。海が見えるという話だったが、ガラスが曇って見えないな。それにしても、拙僧の精神状態がハイになっているらしく、ゆっくりと湯船に入れない。身体だけ洗って20分もしないで出る。あまり身体が暖まった感じはしないなあ。

DJEBEL250XC
 ノシャップ岬は小雨が降っていた。


DJEBEL250XC DJEBEL250XC
 有名な「漁師の家」でウニ丼を注文。
 これで1600円は安い!


 11:00にノシャップ岬に着いたころは分厚い雲で雨がパラついていた。とにかくイルカのモニュメントを撮影。誰もいなかったので退散するが、ヤマハのRaid氏が丁度到着したので後をついて行ってシャッターボタンを頼んだ。拙僧もRaid氏のスマートフォンで彼を撮影。何でも稚内で連泊中だそうで、装備からしてキャンプだろう。どのくらい寒かった聞けば良かったが、後の祭りだ。
 漁師の家でウニ丼を食べる1600円なり。本州では味わえない贅沢だなあ。ウニはその後、礼文島でも利尻島でも何度も食べることになるのだが美味い。本州の物とは違う。しかし、カニは妻や友人の元へ送りはしたが自分では殆ど食べなかったな。
 困ったことに食事を終えても、まだ11:30分なのだ。YHのチェックインは15:30だからだいぶ時間をつぶす必要があるな。まずはフェリーターミナルの位置を確認して道の駅稚内へ向かう。途中、古代ローマ建築を思わせるという北防波堤ドームへも行くが1枚撮影するくらいしか用はないな。何でも、ここで一夜を過ごす方もいらっしゃるようだが、ゴミを置く輩もいるらしく暗くなってからでないと注意されるそうだ。そりゃ、こんな所を宿代わりにする方が悪い。拙僧が撮影していた時も市の公用車と思われる四ツ輪が近づいてきて、拙僧が単車を動かすと離れていった。キャンプ場なら無料の稚内森林キャンプ場があるのにねえ。稚内森林キャンプ場といえば、北海道では珍しいことではないのだが熊が出て立ち入り禁止になることがちょいちょいあるらしい。ある時は、例の温泉「童夢」の駐車場をキャンプ者に貸してくれたというから、北海道の方は人情が厚いなあ。
 道の駅稚内は稚内駅に併設しているが、特に目を引かず退散。副港市場に向かう。ここで花咲ガニと毛ガニを妻へ送る。ここでは生きたものをボイルして冷凍便で送って貰えるのだ。拙僧は値引きをしない主義なのだが、頼みもしないのにちょっと安くしてくれる。人情だなあ。これで今回の北海道の任務は果たしたな。
 副港市場には何故か「懐かしの街ブース」を設置していた。我々がやはり気になるのは単車とカメラだよな。単車は忘れたがカメラはコニレットにコニカのレンズシャッター機(機種名忘失)、ヤシカのミニスターにマミヤ6だった。いずれも持っているな。こういうのは、ちょっと恥ずかしい事実だ。

DJEBEL250XC DJEBEL250XC
 明日、ここから礼文島へ向かうのだ。
 あまり機能的な意義を感じない北防波堤ドーム。


DJEBEL250XC
 稚内駅の最北端モニュメント。


DJEBEL250XC
 北の幸なら、ここ副港市場だ。
 生きたカニを選択するのはちょっとした快楽。


DJEBEL250XC
 副港市場には、何故かちょっとした懐かしブースを設けていた。


DJEBEL250XC DJEBEL250XC
 我々としてはカメラコーナーに目が行ってしまうな。
 殆ど持っているというのが逆に情けないのだが。


DJEBEL250XC
 最北端のマクドナルドでビバーク。


 しかし、まだ3時間以上、時間をつぶさなければならない。
 ひとまずホクレンを探して青色のフラッグをゲット。既に赤色のフラッグもゲットしてあるのだが、今年のホクレンのフラッグはワンピース(漫画)とコラボで1本150円とちょっと高い。値段は兎も角、拙僧はワンピースなんて興味ないから、馬とか牛とかのシルエットにして欲しかったな。それはそれで良かったのだが、エアチェックをしようとコンプレッサーを借りるとメーターが動かないのだ。しかたないからエアチェックを諦めて、最北端のマクドナルドでビバークした。ふと思いたって携帯のエアゲージでフロントタイヤを計ったら3.5kg以上入っていた。あのコンプレッサーはメーターは壊れていたがエアーは入れていたのだ。慌てて2kgぐらいまでエアを抜く。リアタイヤは1.5kgで逆に心もとない。次のガスチャージではエアチェックを忘れないようにしないとなあ。拙僧はオンロードタイヤでダートは想定していないし、北海道は高速走行が基本なのでエアは高目なのだ。マクドナルドではコーヒーLサイズで3時間近く粘らなければならないな。
 暫く、ツーリングマップルを眺めていたが、カシオペアを出してツーリングレポートを書き始める。それにしても疲れた。寒さとペースが速すぎるのだ。せっかくの4週間近いツーリングなのだから、テンションとペースを下げなければ。人間も単車も参っしまうな。ふと気づくと拙僧のジェベルの横にBMWのGSが止まっていたので見に行ったが使い込んだボディにパニアケースに予備タイヤを括り付けた国際ナンバーの気合の入ったRだった。そういえば、さっき白人が入って来たなあ。白人に生のウニは合わないだろうから彼にとってはマクドナルドは救世主だろう。拙僧のジェベルなど貧乏くさいアジア人のものと見えただろうな。ちなみに稚内にはロッテリアもあった気がする。
 稚内モシリパYHは2段ベット式の伝統的なYHであった。しかし、建屋は新しくないものの、奇麗に清掃されていてオーナーの良心が感じられる。洗剤やソープが小分けで安く売っているのも好印象だ。早速、風呂を頂き洗濯をする。夕張YHよりも乾燥機の料金が安いので助かる。乾燥機のパワーに不安を感じたので2セットのタオルと下着で60分を回した。その間に夕食の買い出しである。
 今日の夕食はしめサバのおにぎり、明日の朝食にカツのおにぎりを選択。あとはチリの赤ワインと生ハムだ。以外と豪華なディナーになったな。乾燥機はパーフェクトな仕事で安心した。相部屋は大型スクーターとハーレーのトライクの初老の御仁だった。あまり話も弾まなさそうなので、夕食後、妻に電話をかけ、19:00には寝る。


走行距離:273km

 では、北海道ツーリング2015 6日目編(7/17)をご覧頂きたい。

(了:2015/8/18)