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北海道ツーリング2015 22日目編(8/2)


DJEBEL250XC

函館へ向かう八雲PAまでは晴れていた。

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 朝の旭ヶ丘公園キャンプ場の展望。

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 函館に展開するラッキーピエロ。
 チャイニーズチキンバーガーが有名。


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 はるばる来たぜ函館へ。


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 五稜郭の外堀だけ見る。


 昨日はウォークマンを聞きながらいつのまにか寝ていた。既に疲労の回復が追いつかなくなっているのだろう。それでも朝のうちはまだ元気があった。キャンプ場は朝方には日陰になっていて涼しく、日差しも優しい。旭ヶ丘公園キャンプ場はいいキャンプ場だなあ。起きたのは6:00頃だったが、本日も羊蹄山がくっきりと見える良い天気である。何しろアブがまだ起きていないのでゆっくり食事ができる。
 さて、問題は今日の行く先だ。疲労が蓄積しているのであまり遠出はしたくない。しかし、ここまで来たら函館まで行きたくなってしまったな。かなり距離はあるが、高速道路を使えば無茶でもない。稚内、知床、根室、襟裳岬と北海道を端から端まで走ったから、函館まで行けばコンプリートだ。何時まで元気が続くか不安だったが、函館を目指すことにした。ここで行かないと三河に帰ってから癪だろうからな。
 R5を南下して黒松内道路を経由して黒松内南ICから道央自動車道に乗る。道北や道東では無敵だったジェベル250XCだが、高速道路は空荷でも手も足も出ない。ひたすら四ツ輪に道を譲って南下する。しかし、地図で見たよりも函館は遠いなあ。1.5時間ほど走ってクタビレて八雲PAで休憩をとる。道央自動車道はPAも殆どなくて、給油も出来ないからCRM250Rのような足の短い単車だとプランニングをしっかりしないと困ったことになるな。もっとも緊迫した困ったことは天気が段々悪くなってきたのである。ここでも拙僧は迂闊にもTシャツにエンデューロジャケットだった。あれほど懲りたのにトレーナーを持ってきていなかったのだ。このことはスグに後悔することになる。
 道央自動車道は函館まで繋がっておらず、大沼公園ICで一般道に出された。その頃には霧雨になっており、気温は急低下。拙僧はすっかり凍えていた。R5を南下するとスグにラッキーピエロを発見したのでビバークする。時刻は開店直後で既に駐車場は埋まっていて20名程の先客が並んでいた。人気があるなあラッキーピエロ。暫く待ってチャイニーズチーズチキンバーガーとホットコーヒーを注文する。先に席に通され20分は待つと伝えられた。既に疲労が体を不自由にしているので椅子に座って待つのは抵抗が無い。ただ、クーラーが効いていて凍えた身体には堪える。トイレに行ってテーブルに戻ったら、スグにバーガーは出来ていた。結局、10分も待たなかったな。肝心のバーガーは甘辛く美味だった。確かにこれは癖になるなあ。
 ラッキーピエロを後にして四輪に挟まれて南下する。天候はいよいよ本降りになって、路肩に単車を置いて合羽を着る。ホーンを鳴らされたと思ったらハーレーの親父がピースサインで抜いていった。どこかであったハーレーかねえ。やがて函館にでるのだが、普通の地方都市って感じだな。路面電車がやや異国を感じる。函館山に向うが山頂に向かう道は二輪禁止で怒りに燃える。天気は悪いし疲労は隠せないしでやりきれないな。麓の神社で俯瞰した函館市を撮影して市街地へ戻る。折角なので五稜郭へ向かうが、混雑していて駐車場に金を払う気に慣れない。どうせ、疲れているからロクに散策もしないだろうしな。五稜郭タワーにも登る気に慣れず、公園の離れに単車を停めて城壁だけ眺めて小休止した。なんだか楽しくないが、来たことに意義があるのだ。さっさとニセコに戻りたかったが、泣きっ面に蜂というやつでR5に出るまで道に迷った。蜂どころかニセコではアブが待っているなあ。

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 オシャレなニセコ駅。

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 旭ヶ丘公園キャンプ場に日が暮れる。


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 海鮮ロールにビール。
 アブが飛び回って調理どころではない。


 道央自動車道を引き返す。幸い、八雲PAに戻る頃には天候は回復していた。丁度良い具合に遅いプリウスを露払いにして修行のように北上する。黒松内南ICで道央自動車道を降り、一般道に入ってからは憂さ晴らしに四ツ輪を抜きまくる。黒煙を吐くデリカを抜いたら恨みがましくホーンを鳴らしやがったが、悔しかったら付いてきてみやがれだ。途中、ローソンでトイレを借りてひたすらニセコに向った。昨日通った道道66を左折し、ニセコ駅前の綺羅乃湯へ向かう。温泉は普通の健康ランドのもので濁ったニセコ五色温泉が懐かしいくらいだが、文句は言っていられないな。旭ヶ丘公園キャンプ場に向かう途中、麓のイオン系のスーパーで食材を調達する。今日は米も焚かないつもりで海鮮ロール巻きとサラダ、朝飯のパンにビールを買った。ワインは昨日のが残っているしな。どうも、この界隈で夏祭りをやっているらしく、若い着物姿の女子やカップルが多い。単車を出すと歩行者天国になっていて屋台の出ている通りがあった。なんだかちょっと羨ましいねえ。これほどくたびれていなければ、ちょっと覗いてみたかったのだが。
 キャンプ場に着いたのはまだ明るかったが夕食をとることにした。案の定、アブの波状攻撃を受ける。調理を諦めたのはこいつらの攻撃を避けたかったからだ。幸い、バンドックのテントは両サイドがメッシュの入り口になっていて通気性が良い。アブの羽根音にイラつきながらも食事を済ませて仮眠した。
 暗くなってから例の花火大会が始まった。アブも退散していたのでテントの外に出てビールとワインを取り出して花火を眺める。明日には名古屋行きのフェリーに乗船だ。北海道で過ごす最後の夜のファンファーレだな。
 それでさっさと寝れればよかったのだが、困ったことに携帯電話のバッテリーが切れていた。拙僧のガラケーは寿命らしく1日くらいしかバッテリーが持たないのだ。単四電池を使う携帯充電器も持っていたのだが、開封したばかりのエボルタでも充電ができない。既に酒も飲んでいるし意を決して麓のセブンイレブンまで歩いた。ロクに電灯も無い公園路を歩くのは心細かったが、妻と話も出来ない夜はもっと心細い。20分も歩くとセブンイレブンに着いた。夏祭りの余韻の醒めない若い連中を横目で見ながら単四のエボルタを購入。幸い、携帯電話の電源が入ったので妻に電話を架ける。キャンプ場へ戻りながら話をするが、やはり携帯電話の調子が悪く、すぐにでも電源が落ちそうだ。キャンプ場の明かりが見えたところで妻にお休みを言って電話を切った。




 では、北海道ツーリング2015 23〜25日目編(8/3〜5)をご覧頂きたい。


(了:2015/9/23)