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北海道ツーリング2015 21日目編(8/1)


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やっぱりツーリングは晴れていないとな。

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 雲に隠れた羊蹄山。

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 無料の旭ヶ丘公園キャンプ場。
 展望はなかなか素晴らしい。


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 トンネルを通って積丹岬を望む。


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 バンドックのツーリングテントとの旅も終盤である。


 昨夜は大雨だった。拙僧の安テントのバンドックだったら心もと無かっただろうな。携帯電話の充電もできたし、ライダーハウスも割りきって使う分にはありがたい。変な期待をすると大いにがっかりするが、拙僧は走りに北海道に来たのであって、馴染めない日常生活から逃避しに来たのではない。
 オーナーに礼を言ってキャンプ道具のパッキングを始める。朝方は多かった雲も、出発する9:00頃には晴天が見え始めた。やはり、ツーリングはこうで無いとな。R276は相変わらず大型を先頭にした団子が鬱陶しいが、3〜4段階に分けて抜く。北海道も残り3日だ。昨日の取り締まりが頭をよぎるのだが、どうにも大型に先行されると排ガスに包まれるのが気に入らない。とはいえ、荷物満載のジェベルでは抜くにも条件がそろわないとな。幸い、北海道の道は条件が揃いやすい。気になるのはあちこちで工事をしていて、交互通行を強いられるのだ。これは道南に限ったことではなく、北海道全域で見た。公共工事で雇用を維持しているのかねえ。
 道道97から道道66に分かれて、羊蹄山を周回する。天気は良好、走りも快適だ。こんな天気が霧多布でも根室でも羅臼でも欲しかった。当初、ツーリングマップルに乗っている湯本温泉キャンプ場を目指した。道道58に分かれる交差点を過ぎ、ニセコパノラマラインとよばれる道道66の区間を上昇する。快適なワイディングだが、どうにもキャンプ場がある雰囲気ではないな。道道58の交差点から更に道道66を戻る。やっと見つけた湯本キャンプ場は閉鎖されていた。最近、閉鎖された雰囲気ではないから2015年のツーリングマップルもしっかりしてほしいな。ツーリングマップルも希にがっかりさせられる。
 道道58に入りニセコ野営場へ向かう。ここは五色温泉が近いのが魅力だが、展望は開けない。管理人も不在で、サイトを見物したがピンとこなかった。解きかけた荷物を再びパッキングし、さらに道道58を進む。五色温泉から先の道道58は1車線の「まし」な舗装林道だった。四輪とのすれ違うのに苦労する程ではないが、ブラインドカーブは多少気をつけないとな。道道58を下り始めて、熊笹から低木になり、普通の樹木に変わる頃、やがて2車線に広がる。更に下って勾配がなだらかになり、街の入り口にさしかかる頃、「旭ヶ丘公園」の小さな看板が左折を指示した。その通りに単車を進めると左手に小さなスキー場を見て、林に入って直に「キャンプ場」の小さな看板が左折を指示する。林間を上ると直に付き止まり、小さなキャンプ場が現れた。
 サイトはスペースは小さいものの整備された芝生。炊事場とトイレしかないが十分だ。確かにカブの青年のお勧めは正解だ。時刻は11:00。拙僧が到着した頃、すでに地元のファミリーが2棟程陣を取り、白人の自転車グループが撤収中だった。個人のテントも2〜3見られたが、奥に陣取っていた下着を干している自転車はヌシだな。関わらないようにしよう。日当たりも良く羊蹄山の展望が美しい。拙僧はヌシともファミリーとも離れた中間くらいにテントを張った。ここで2泊する予定なので管理人のいるキャンプ場を検討していたのだが、夕方に帰ってしまう管理人のキャンプ場なら無料のキャンプ場で沢山だ。ゴミは持ちかえらなければならないが、近くにセイコーマートがありそう。セイコーマートが太っ腹なのはゴミ箱を屋外に置いているところだな。これがセブンイレブンだったらゴミ箱を屋内に置いてキャンパーを排除する。現に近くにあったセブンイレブンはそうだった。こんなヘンピな街なのに徹底しているねえ。とにかく、北海道ツーリングのラストの2泊は無料キャンプ場に決まりである。
 11:30にはテントの設置を終える。十分な日差しがテントを照らし、シェラフを干したいところだが、天気がどうなるかわからないから、それはできないな。とにかく、今回の北海道ツーリングは気まぐれな天気に悩まされた。悩みどころといえば今日どこへ行くかである。予定では明日に積丹半島を目指すつもりだったが、明日の天気なんてどなるかわからない。なので今日、行くことにした。うまく行ったら「うに丼」で有名な「みさき」でピーク時間を過ぎてゆっくり食べられるかもしれない。一路、単車を北上させることにする。
 キャンプ場の高台を下り、来た道と反対側に左折する。これでR5に出られる筈だ。踏切で北海道では珍しい2両編成の列車を眺めてからレールを跨ぎ、右手にセブンイレブンを確認して大通りの交差点に出る。道路標識には「国道5号」の指示が無いが、これがR5だろう。果たして左折すると標識がR5を示していた。余市方面へ単車を北上させる。しばらくは大型車を抜く作業を繰り返していたが、二木町に出る頃には諦めて四輪の流れに従う。余市に入って左手にやたらと並んでいる食堂兼土産物屋のようなものを見つけるが、後で考えるとあそこが有名な「かきざき商店」なのだろう。食事については良い評判を聞いていたが、とてもあそこに並ぶ気になれない。R229を左折するとニッカウヰスキーと思われる建屋を目にしたが、拙僧はウィスキーはやらないし、単車を止めたくないので先に進む。  天候が良いのでブルーにならないが、R229が走りやすい道かというとそんなことはない。普通の幹線道で大型観光バスや地元車に埋もれながら積丹半島の岬を目指す。そう言えば岬へつながる道道のナンバーも覚えていなかったのでセイコーマートでトイレ休憩。目指すは道道913であった。
 しばらく、四輪に埋もれていると、唐突に積丹岬を示す右折の道路標識を見つけた。ハンドルを傾け、セダンを抜くと生気を取りもどしてアクセルを開ける。道道913は地図ではなだらかだが、実際はタイトコーナーの連続で楽しめる。もっとも、ここは集落もあるので節度を持った運転が必要だな。やがて、岬を示す右折の標識に従う。単車を止めると岬は見えず、どうやら無灯の細い歩道トンネルを抜けるようだ。カンパの箱が有ったので100円を投入。こういう所はけちってはいけないよな。暗闇を抜けると開けた海の展望が広がる。岬と名のつく場所で晴れているのって久しぶりだな。展望スペースから更に岬の先へ続く歩道があったが拙僧は遠慮した。時刻は13:30。ウニ丼の「みさき」へ向かわないとな。道道に戻って左手に現れた「みさき」は想像とは大きく違っていた。ちょっと大き目の食堂のようなモノを想像していたのだが、立派な鉄筋の建屋。既に四輪の駐車場は満車だったが、単車を置くスペースを見つけたので中に店内に入ってみる。ウェイティングリストには7ファミリーを含む30名以上の先客が書き込まれていた。とても待っては居られないな。腹は減っていたが、外れの食堂にでも引っ掛かると悲しいので周辺のうに丼を謳った食堂には入らず、ずっと南の「道の駅 いわない」に期待することにした。ここはニセコに戻る道道66の起点である。割と道の駅でもいいテナントが入っている可能性があるのでかけてみる事にしたのだ。
 R229の西側は東側の喧騒とはうって変わって交通量は激減した。観光客は小樽から積丹に向かって、また小樽に戻るのだろうか。しばらくはペースの早い四つ輪についていくが、やがて頭うちになると抜きにかかる。キャンプ場に荷物を置いて空荷だから余裕だな。結構なペースを維持できてあっさり岩内町に着いた。ところが、期待していた「道の駅 いわない」はスッカラカンでツマラナイ土産物しか売っていない。タコ焼き屋のブースがあったが、ここでタコ焼きを食べたら負けな気がするなあ。この際、昼飯は抜いてしまう。それよりも快適に走るのが優先だ。
 道道66を南下し一気にニセコを目指す。勾配は急だが展望はよく、快適なワイディングを楽しむ。何台か4ツ輪を抜いてぶっちぎりだ。もっとも、かなりタイトなコーナーもあるのでステップをするようなバンクに気をつけないとな。熊笹で覆われた峠を越えて羊蹄山と再会する。まさにニセコパノラマラインだな。午前中も通った道道58に戻り、ニセコ五色温泉に到着。やる気のかけらもない親父に700円を払って(600円だったかも)温泉に入る。貴重品ロッカーも100円を要求して結構高いなあ。確かに確かに何色かの湯船が並ぶのだが、要するにロクに手入れをしていないから汚れているんじゃないかなあ。それでも、湯は源泉に近いと見えて良い湯だった。
 温泉から去り、道道58を進むとどうやら自転車が競技をしているようだった。そういえばニセコ界隈では自転車はよく見た。しかし、ダウンヒルだか何だか知らないが、舗装林道のど真ん中を走るっていうのはどういう心情なのだろう。単車ですら抜けないのに、対向車が四ツ輪だったら危ないんかないかな。どうも自転車乗りってのは我が過ぎる。ちょっと道幅が広くなったところでカスメて抜いてやった。旭ヶ丘公園キャンプ場に戻ろうとすると、側道の入り口に気になる看板を見つけた。なんでも明日は花火大会で旭ヶ丘公園へ向かう道が夜間通行止めになるそうだ。通行止めは夕方以降なので大丈夫だと思うのだが、もしも帰りが遅れては入れなくなると困るなあ。
 セブンイレブンで惣菜とビールとワインを購入。米は焚いて缶詰のグリーンカレーで質素な食事をする。困ったのは拙僧のテントの周りに限ってアブが集まってくるのだ。攻撃をしなければ去っていく蜂と違ってアブは人間の血を狙っているから執拗に離れない。アースジェットの攻撃もむなしく、食事もそそくさと終えてテントに避難だ。それにしてもなんで拙僧のテントにだけ集中するのだろう。バンドックのテントか防水スプレーの臭いが気に入ったのかなあ。
 この日は携帯電話のバッテリーも残っていたので妻と話をして寝た。




 では、北海道ツーリング2015 22日目編(8/2)をご覧頂きたい。


(了:2015/9/18)

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