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北海道ツーリング2015 20日目編(7/31)


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微かに記憶に残る登別の地獄谷。

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 これが100円のキノコ汁。
 道南は予定外だったので何が有名なのかもわからない。

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 ひとまず雲天の中、洞爺湖に向う。


 昨晩は以外と良く寝れた。ライダーハウスが提供してくれるのはマットと毛布だけだが十分だ。一応、ポンチョとシェラフカバーはパッキングしたバックから出したのだが枕にしか使わなかった。
 オーナーに2泊目の料金を払う。ここは2日目以降は1000円だ。16:00のチェックイン前に帰ってきてもいいかと聞くと、露骨に嫌な顔をされる。「みんな、走りに行くみたいだけどねえ」と言うんだが、今日は雨なのよ。だからテントを張るのを諦めて連泊するわけ。そこは承諾してもらって、キャンプ用品も置いて行くことを了承してもらって、身軽になって単車を出す。天気は重く、いつ降り出しても不思議ではないな。
 まずは洞爺湖を目指してR276を西進する。途中、「日本一売れている100円きのこ汁」と言うのを食す。ストックの味噌汁にキノコをトッピングしただけの代物だが、100円なら文句はないな。R230を左折して南下、洞爺湖を目指す。それにしても気分が乗らない。天気が鬱陶しい事もあるのだが、どうも寝床がライダーハウスというのが肌に合わなくて気分を半端にさせるな。ガイドに従い、道道を左折して洞爺湖に出る。中の島も霧がかっていて、ゆっくりするつもりもなく記録写真を撮って湖畔を周回する道道578をすすむ。これが細く寂しい道で、湖側にロクにガードレールもない区間もあって、そこそこ恐い。時折、対向車にヒヤリとしながらR230に合流する。R230に入った頃に、雨は本降りになり始め、しぶしぶ合羽を着る。R37に抜けた頃には雨はあがったが気分は上がらないな。

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 室蘭で展開しているチェーン店のラーメン。
 刻んだ玉ねぎがイマイチ。


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 これが登別の大沼なのかな。


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 駐車場代を払ったが地獄谷は5分で飽きた。


 そこそこちゃんとした飯が食べたくて室蘭でチェーン展開しているらしい、なんとか家というラーメン屋に入る。けっしてマズイとは言わないのだが、刻んだタマネギの甘みがスープを台無しにしていないかなあ。大型車の吐き出すディーゼルに絶えながら室蘭に向かう。室蘭という街は独特の構造をしていて、白鳥大橋から見下ろす景色は興味深いのだが、こう天気が悪く霧で展望が開けないと立ち寄る気になれないな。気分がネガティブだからR36に出るのに道に迷ってしまう。地球岬もどうせ霧に包まれているだろうからパスして、登別に向かう。
 R36は2車線路になっていて少しペースをあげる。すぐに倶多楽湖へ向かうガイドを見つけたので右折する。道道350は最初こそ広かったが瞬く間に舗装林道のような細い道になる。ジェベルなら楽勝だが、対向車には気をつけないとな。倶多楽湖に出てもただの湖で気分は晴れない。トイレも自販機もない駐車場でしばし休憩しているとレンタカーのフィットに乗った香港人が地図をつき出して、拙い英語でここはどこかと聞く。それは登別温泉周辺の地図で、倶多楽湖は地図の外だったので、それを伝える。親切心で北京語でどこへ行きたいのか聞いても良かったのだが、態度があまり良くなかったのと、拙僧自身が気分が悪いので黙っていた。拙僧も、殺伐とした駐車場にいつまでも居ても仕方がないので、単車を出した。
 やがて、いかにも温泉地といった硫黄の香りに気付く。急に視界が開けたと思ったら地獄谷だった。せっかくなので200円の駐車場代を払って地獄谷を見物する。こういうと身も蓋もなのだが、硫黄臭のする崖っぷちである。男一人で散策する気分にもなれず、10分も滞在しないで記録写真だけ撮って後にした。そうはいっても温泉には入りたいので登別唯一の日帰り温泉だという「温泉銭湯 夢元さぎり湯」を探す。先に見つけたのは離れの駐車場で建屋を後から探す。建屋は「銭湯」の字名に反して立派なビルディングだった。宿泊施設でもあるのだろう。しかし、湯は本当に銭湯で石鹸もシャンプーも無かった。拙僧は大抵の場合石鹸やシャンプーを持っていくのだが、この日はたまたま持っていなかったのだ。仕方がないでボディタオルだけでで体をこする。ちょっと思い出したのだが、拙僧が小学生だった頃に1度だけ家族と北海道に行ったことがある。北海道の遠い親戚を訪ねたのだが、あの時に行ったのが登別だったようだ。確か熊牧場にも行ったしな。拙僧は家族とロクな思い出が無いので、ますます気分を暗くする。
 夕食のおむすびと朝食のパンに野菜ジュースをセイコーマートで補充し、登別を後にする。R276に出たらいきなりパトカーに止められた四輪を見た。これは気をつけないとかねえと思い、トラックを抜かないでトンネルを抜けたら、出口でパトカーがスクランブル待機していた。アブネエナあ。思ったほど、雨に濡れずにライダーハウスに戻れた。
 ひとまず、ライダーハウスは雨風を防げたので、文句を言うつもりは無い。実際、感謝もしているしな。しかし、拙僧にはライダーハウスといのは馴染めないなあ。拙僧のような移動に快楽を感じている者からすると、長期滞在している連中ってキモイなあ。何しろ「姫」がお高くとまっていて気に入らない。あまり悪口になっても不本意なので避けるけど。
 明日はニセコ周辺で連泊するつもりなのだが、カブで日本一周をしている青年から旭ヶ丘キャンプ場という無料キャンプ場が良いそうだ。拙僧としては有料でもごみ箱がある管理されたキャンプ場が良いのだが、羊蹄山が一望できて近くにコンビ二も有って便利だという。ひとまず候補に入れる。ちなみにこのカブの青年の愛車がピカピカにレストアされたスチュードベーカーだかナッシュの50年代の大衆車。この年代のアメリカの大衆車が好きなのだそうだ。道中、トイレで寝たと言っていたが、お金には全く困っていないだろう。
 ライダーハウスは好かん(正確には施設としてはありがたいが長期停滞している連中が嫌だ)と一筆書いて、この項は終えたい。




 では、北海道ツーリング2015 21日目編(8/1)をご覧頂きたい。


(了:2015/9/18)