三河の仲間達
起きたら8:00を大幅に過ぎていた。いや、小黒川PAで三河仲間と合流するのは11:00なのであわてる必要は無いのだけれども、貧乏性でせっかちな拙僧は慌しく出発準備をしてしまう。案の定、9:30にもならない内に小黒川PAに着いてしまった。初めはパンを食べながら本を読んだりしていたのだけれども、それも面倒になってベンチでごろ寝。今日も快晴。防寒ズボンを履いて来たけど麓は暖かいくらいだ。何度目かの爆音の集団をやり過ごした後に見覚えのあるGSF1200とTDM850を見つけた。単車が7〜8台にリーダーとメンバーの2家族を乗せたワゴン車が到着。何でもふわわkm(この表現の懐かしさよ)に極めて近い速度で巡航したそうである。困ったものだ。とてもこの方々と高速道路で付いて行くつもりは無いのだけれども、2stオフ車の業でガスチャージのペースを速めてもらうようにリーダーにお願いする。マスツーリングの始まりだ。
ここで、これまで拙僧の稚拙なレポートを読んで下さった方々にお詫びをしなければならない。ソロで走っていたときはルートやレポートの為の撮影を心がけていたのだけれども、マスになるとリーダーの後をただ走っただけなので、あんまりどこをどう走ったのか覚えていないんです。蓼科、ビーナスラインを走ると聞いていたのだけれども、岡谷ICで下りてから、どういう訳か諏訪湖を経由して茅野市へ進入。その後に見知らぬ県道を経由して白樺湖まで出ました。途中、ロードライダーに掲載されそうな弄りまくったゼファー1100がリアのスイングアームががたつくとかで茅野市でオートバイ屋を探すことになったのですが、こんだけ弄っている単車は責任が持てないと修理を断られていましたね。おかげでヤマハの2stオイルの高い奴(1000mlで1700円)が手に入ったので一安心。一段安い奴でも問題ないとオートバイ屋は言っていたのですが、こういう時は高い方を買っておいた方が後悔が少ないんでやんす。そもそも、この三河の仲間の単車はどこかしらが弄ってあって、タイヤや油脂にはこだわっても基本的にはノーマル思考の拙僧とはお金のかけ方が違うようですな。
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白樺湖を北上する県道から左にそれたら先頭の3台(GSF1200、ZX12R、TDM850)が加速する。そうかい、ここからがフリー区間と言う訳だ。ギアを2速落としてフル加速。おっと、最初のヘアピンで砂に乗ってケツが流れちまったよ。とっさに左足でアスファルトを蹴っ飛ばす。はっ、これ位じゃないと面白くならないな。ステージは路肩に針葉樹が薄く積もった2車線路だ。路面は良好とまでは言わないけれども、オンロードタイヤでもどうこう言うほどの問題ではないな。っと、あれあれ、あっと言う間に追いついちまったよ。リーダーは三味線を弾いてるのか?暫くは先行3台のテールランプを眺めていたのだけれども、S字の奥で抜きにかかる。っと、開けた直線道路で3台はペースダウン。あれれ?っと思ったら目的地のペンションに辿り着いちまったようだ。うへえ、かっこわりいなあ、俺。
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「そういうタイヤって滑らないんですかあ?」
空気圧をチェックしているとオンロードしか乗ったことのないであろう若者が聞くので、「んん〜?滑るよ〜」と答える。こんなタイヤでもあの程度の走りなら余裕だよ、っと含みを持たせていい気分になっていたのだけれども、ふとリアタイヤを見たら予想以上に減っているのに気づく。あっ、と思ってフロントタイヤを見たらさっきまでの余裕は吹き飛んだ。げげっ、山は全く無いしヒビだらけじゃないか。そりゃあ、コーナーリングでフロントが不安定になるはずだ。考えてみたら、このフロントタイヤはCRMを中古で買った時に付いていたもので、恐らく納車時のものであろう。という事は少なくても10年は経過している筈だ。そうだ、あんまりにもおっかないんでリアだけは新品に交換したんだっけ。それにしても、それからまだ5000km位しか走っていないのに3分しか残っていないリアのピレリMT21も一寸考え物だなあ。ピレリMT21はオンロードでほどほど安心できてオフロードでほどほど満足に食いついて、国産より一寸高いけど持ちがいいでコストパフォーマンスが高く、拙僧の周辺では評判のタイヤなのだけれども、少し持ちが悪くなった気がするなあ。ああ、でもKDX200SRに比べればCRM250Rの方がパワーがあるから減りは早いのか。
そんな訳で、翌日はペースを落として走ることに決めて「チャングムの誓い」を見て寝ようと思ったのですが、そうもいかなくなってしまったのです。
このタイヤは既に終わっていますな。
では、秩父帰郷ツーリング2006 5日目編を読んで頂きたい。
(了:2006/11/17)