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ペンタックス Z−50Pについて


Z50

有機的なデザインは賛否両論あるようだ。
☆ジャンク度☆
不具合無し
撮影可能




Z50
 有機的なデザインはEOSシリーズだって似たような物だと思うのだけれども、このペンタプリズムに液晶パネルが位置するのが気に入らない人もいるらしい。
 工業製品のデザインとは画くも難しいものだ。


Z50 Z50
 このせり出したヘッドが気に入らない人もいるようだ。
 拙僧などはスタートレックを思わせて好きなのだけど。


Z50 Z50
 Aポジション付き絞りリング。
 標準ズームはマクロモード搭載で使い勝手は良い。


Z50
 エプロン部に位置するAF/MF切り替えスライドスイッチ。


Z50 Z50
 インターフェイスはシンプルそのもの。故に露出の設定には少々煩雑な操作が必要となる。


Z50
 今や昔のパノラマモード付き。
 ファインダー内にはそれを示すフレームが表示される。


Z50
 露出値はペンタ部の大型液晶に表示する。
 この種のエントリー向け一眼レフとしては親切な設計だと思うな。


Z50
 標準ズームのフィルタ径がスクリュー時代のタクマーと同じ52mmなのが、愚直でペンタックスらしいと思わせる。
 こういうのはファンには堪らないな。

 ペンタックスZ−50Pを買ったときの事は割りと覚えている。確か2004年の春頃で価格は標準ズーム35〜70mm付きで5000円だった。その時は安いと思ったものだが、今(2006年秋)では銀塩一眼レフも暴落しているのでお値打ちとは思えない。何ていったって一先ず動くSFXのボディが500円で拾える時代になってしまったのだから。まあ、それは兎も角。当時はこういう分野のカメラを一台も持っていなかったので悩まずに購入した。つまり、AFもAEもフラッシュも搭載してレンズの交換できる一眼レフカメラだ。いや、現在でも手元に転がっているAF一眼レフのEOSやらSFXやらはまだテスト撮影していないし、オリンパスL2はレンズ一体型だし、α7700はフラッシュを内蔵していないから、安心して使えるフラッシュ内蔵型AF一眼レフカメラは本カメラだけだ。カメラやレンズは2グロスは持っているのに自分の浅はかさに頭痛を覚えるな。
                 ☆             ☆
 ペンタックスのZシリーズは以前から欲しかった。そのデザインが有機的なのは他社製品と同様な次第なのだけれども、どこか異なるオーラに包まれているのだ。例えば、フラッシュを内蔵したペンタ部が尖って前方にせり出している部分や、大型の液晶パネルがペンタプリズム上部に置かれている所が、そう思われるのだと思う。これを「キモイ、エイリアン」と思うか「輝かしい宇宙艦隊」と思うかで当時の評価ははっきりと分かれてしまったようだ。拙僧などは明らかに後者なのだけれども、後のMZシリーズではオーソドックスなデザインに戻っているから、市場の反応は今三歩であったのだろう。拙僧が写真にそれ程興味を持っていなかった頃でもFやEOSは知っていたけど、Zというのは知らなかったから地味な存在だったのは否めないな。
 しかし、地味な存在ながら実直に使えるカメラというのがペンタックスの身上でもあるだろう。SPにしろMXにしろ、派手さはないが確実に仕事がこなせる安定感を感じさせるイメージがある。まあ、それらの知られたるカメラに比べれば本カメラの位置付けは、所謂エントリー向けなので比べるのは少し無理が有るけど、ペンタックスの意地を感じるのは本カメラのようなラインナップの底辺に位置するカメラでも、Zシリーズの名に恥じぬ血脈を持たせているところだ。それがハイパーマニアル露出機能である。これは簡単に言うと、カメラがはじき出した露出値に修正を加えることの出来る機能で、そのさじ加減はファインダー内のバーグラフにて確認できる。どうして、そんな凝った機能が本カメラのようなエントリークラスの一眼レフカメラに搭載されているのかは解らないけど、上手く使えば意図的な露出を巧みに設定できる。同じエントリークラスの一眼レフでも、αシリーズの中にはプログラム露出オンリーで露出補正も出来ないものもあるから、えらい違いだな。ペンタックス天晴れである。問題は、その操作方法が至極難解で、実の所拙僧も使い方が良く分からないのである。どうも、これはZシリーズの共通の問題で、これがZシリーズをマイナーな存在にさせてしまった一因でもあるらしい。事実、後裔のMZシリーズはダイヤルを採用した直感的に解り易い操作系を採用し、好評であったようだ。
                 ☆             ☆
 まあ、ハイパーマニアル露出の事は忘れて、ごく普通の1〜2世代前のAF一眼レフカメラとして撮影するには申し分無しである。シャッター優先AEも絞り優先AEも可能で作品を意識した撮影も可能である。なんでそんな当たり前な事を記述しなければならないかと言うと、前述のようにそういう事の出来ないAF一眼レフカメラがあるからだ。欲を言えばハイパーマニアル露出より、ニコンUの様にプログラム露出をシフトできた方が都合がいいのだけれども、これは時代が異なるので仕方がないな。(追記:っと、思ったらNo−take氏の指摘にて本カメラにはちゃんとプログラム露出をシフトできる事が判明した。拙僧の浅知恵など優秀なペンタックスの技術者の足元にも及ばないのだ、乾杯!)
 蓋の代わりに付いている標準ズームも、そこそこ寄れるので使い応えはあるだろう。エントリーカメラでもマウント部は金属で出来ていて感心できる。反面、電池蓋のヒンジがプラスチックのモールドになっているので、こちらの耐久性のほうが心配だ。これでは安物コンパクトカメラ並みである。こういうのはマウント部がプラスチックなのに比べても、よっぽどたちの悪いコストダウンだと思うのだけど如何なものであろうか。折角、基本性能の良いカメラなのにがっかりである。
 それと、フィルムの強制巻き戻しの方法が解らないのだけど、この機能も省略されているのだろうか?

 では、撮影結果を見て頂きたい。

(了:2006/11/22)

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