ベラ(Werra)を使ってみよう
フィルムを詰める
不安になってしまうほどシンプルなカメラですが不思議とそこそこに写真が撮れてしまいます。
その無骨さと機能・工数省略の工夫が、かつての共産圏の工業製品の思想が感じられ本カメラの魅力の一端になっています。
底蓋中央部に位置するノブを打印された黒点が切欠きと正反対の位置になるまで回し、ロックを解除します。
底蓋を外します。
フィルムをセットし、巻き取り側のスプールをスライドさせ半分以上を引き出します。
フィルム先端をスプールに差込、スプールを挿入します。
フィルムのパーフォレーションを巻き上げスプロケットにあわせ、スプールをフィルムを絡める方に回転させながら挿入するのがコツです。
スプールを回してフィルム先端を少し(1.5周程)巻き、更にレンズ鏡筒を少し(半分位)回してスプールがフィルムを巻き込む事を確認します。
その際に巻き上げスプロケットがフィルムパーフォレーションとマッチし、正常にフィルムを巻き上げる事を確認します。
裏ブタを装着した後、鏡筒を回してシャッターをチャージしシャッターボタンを押して空シャッターを切ります。
以上の作業を2・3回繰り返します。
フィルムカウンタの指標リングを切欠きが0の位置を示すように押しながら回します。
右の写真が0の位置を示した物です。
これで撮影の準備は完了です。
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